「スキンケア」カテゴリーアーカイブ

バリヤ機能のセラミドが肌を守る!

 

肌内部は、大きく分けると一番上から表皮、真皮、皮下組織という3層構造でできています。

その中の表皮の部分には、死んだ細胞が集まってできている角質層がありますが、ここにはバリヤ機能という働きがあり、外部からの刺激や異物の浸入を防ぎ、また、肌内部の水分をつなぎ止めるなどして、肌自身を守るだけでなく、細菌やウィルスから体を守るという重要な機能が働いています。

このバリヤ機能の前に、肌表面の一次バリヤと呼ばれる皮脂膜があります。

この皮脂膜では、ダニやほこりなどの異物や紫外線などの浸入を防ぎ、さらに、角質層の水分を逃がさないためのフタのような役割もしています。

そして、二次バリヤとして角質層のバリヤ機能が、異物や紫外線などを完全にブロックするという働きです。

このバリヤ機能は、ケラチンというたんぱく質の細胞がレンガ状に約20層積み重なり、その隙間を角質細胞間脂質のセラミドが、レンガをくっつける接着剤のような役割をして、異物の浸入と水分の蒸発を防いでいます。

美容液をよく使う人なら、「セラミド」という名前を一度は聞いたことがあると思いますが、もともとは人の肌の中に存在する成分なのです。

このセラミドは、バリヤ機能として働く上で絶対に不可欠な存在ですが、肌の新陳代謝の過程で作られるので年齢を重ねるとともに老化の影響で減少してしまいます。

すると、バリヤ機能が低下して、肌内部の水分量を維持できなくなり、外部からの刺激も入りやすくなり、その結果、乾燥肌や敏感肌などの肌のトラブルを招くことになります。

セラミドは体内で作られるものだからと言って、じかにセラミドを飲んでも増えるものではありません。

こうした不足しがちなセラミドは、セラミドを配合した美容液や乳液で補えることができます。

洗顔後に大部分が水分で構成されている化粧水をたっぷりと付けて、肌が潤っていると勘違いされている女性がいらっしゃいますが、これは一時的なもので、水分は直ぐに蒸発してしまいます。

正しい保湿ケアは、セラミドを配合した美容液や乳液をしっかりと肌に付けてやることです。

このような保湿ケアを続けていれば、不足したセラミドを補って、乾燥肌や敏感肌から肌を守ることができます。

ただし、市販されている化粧品の中には、類似品も多く出回っていますので、購入する時は、全成分表示をしっかりと確認しましょう。

ちなみに、セラミドは比較的高価な成分なので、3000円以上の価格を目安にすると良いかと思います。